2017年9月15日 授業内容
骨!骨!骨!骨は生きている!
ひたすら「骨」について勉強しました。
骨の数は206個あります。
意識的に動かせる骨は175個といわれています。
骨には、
・支持作用=体を支える
・保護作用=脳や内臓などを守る
・運動作用=関節を支点として、筋肉によって他動的に動かされる
・造血作用=骨髄にて、赤血球や白血球、血小板が作られる
・貯蔵作用=カルシウムをはじめ、リン・ナトリウム・カリウムなどが貯蔵されていて、必要に応じて血中内に放出される
などの作用があります。
特に注目したいのが、貯蔵作用についてです。
骨は約3年から5年で完全に生まれ変わります。
その間、破骨細胞と骨芽細胞の働きによって、体内でカルシウムなどが常に溶け出しています。
筋肉が動くための源はカルシウムです。
骨は筋肉を動かすための貯蔵庫でもあるという認識は非常に重要です。
◎筋肥大=「筋肉が大きくなること」などについては別の機会に書きます。
身体は絶え間なく、循環しています。それは骨であっても同じです。
身体だけではなく、全ての物事は絶え間なく、循環しています。
感覚や感性を磨くことも大切です。
最近では、カルシウムは筋肉を動かすだけでなく、筋肉を作る役割も担っているのではないかといわれはじめています。(理化学研究所より)
手技に関しては、全身の骨の位置を確認しました。
特に環椎、軸椎の重要性を伝え、C1、C2(頸椎)からS(仙骨)までの位置を把握しました。
手と前腕のトリガーポイントをほぐすと、身体全身が柔らかくなることを実験をしました。
最後に肩甲骨をグルグル回して遊びました。
9月15日の授業ではこのようなことを勉強しました。
9月22日の授業では上肢の筋肉について勉強してゆきます。
※いよいよ体圧の応用に入ってゆきます!
しっかりと体圧の基礎を固めておいてください。
あと、教科書のP61~P86までに目を通しておいてください。
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